【ブルべ】BRM1008たまがわ400内浦 完走しました まとめ編
今年度5本目のBRM『BRM1008内浦400』に参加しました。結果は24h02mで無事に完走。認定も取れそうです。今回はまとめ編の記事です。
■AJたまがわの内浦400に参加
今期の5本目となるBRMは、自クラブであるたまがわの内浦400に参加。時期的にこれが最終戦となります。来期はPBPシーズン。たまがわを含め11月からSRシリーズを計画しているクラブが多いです。たまがわでは私が担当する300が11月に実施予定であり、試走を考慮すると10月から来期が始まっている状況です。
そんな中で内浦400に参加したのは、今期は300kmまでしか走っていなかったためです。PBPのプレエントリーは前年に認定されたBRM距離の長い順に行われます。そのために5月に日本橋1000を走ったのですが、残念ながら時間内に完走はしたものの認定外となりました。
9月にあったたまがわの長野600も私が副担当なので認定を取っているはずでしたが、肩の調子が悪くてDNS。10月になって少し肩の調子が良くなったので、せめて400は走っておきたいと思いエントリーしたのでした。
ちなみにこの内浦400は2020年にも開催されており今回が2回目となります(2019年は台風が直撃し中止)が、完全なる某スクールアイドルアニメの聖地巡礼ブルべです(webサイトの概要説明にも、最初からそのように書いてありますが)。スタート地点から全てのコントロール、通過する交差点まで計算され尽くした聖地巡礼ブルべです。普通のブルべとして参加していたのは私くらいで、スタッフだったからまだ良かったものの、一般人が混じっていて非常に申し訳ない思いでした…。
とは言え概要説明にある通り、コースの難易度的には獲得標高の4,000mが最初と最後に固まっていること、都心の信号峠では深夜なのにじわじわとグロス平均速度が低下していくことなど、普通にハードな内容です。
侮っていると完走出来ない恐れも十分にあるのですが、今回は約30名の出走者全員が完走するという素晴らしい結果でした。スタッフの経験的には、このコース難易度と天候(山中湖は雨だった)であれば3~4人はDNFしていてもおかしくはありません。
■まとめ
各コントロール通過時刻
今回の各コントロール通過時刻は以下の通り。概ね50kmごとにコントロールが配置されているため、補給には困りません。特に時間がかかっているのは、コントロール2⇒コントロール3ですね。ここは信号のせいで本当に時間がかかりました。。
他は登りも含めて、突出して時間を要した区間はありませんでした。登りと下りのバランスが取れていたということでしょう。今回はグログアベレージを17km/hに設定していましたが、どのコントロールでもほぼ予定通りに到着していました。
※AJたまがわではPCを総称してコントロールとしています。
到着時刻 | 所要時間 | 区間距離 | 総距離 | |
スタート(沼津) | 13:10 | - | - | 0.0 |
Ctrl1(セブン山中湖)※通過チェック | 16:31 | 3:21 | 59.1 | 59.1 |
Ctrl2(セブン八王子) | 19:14 | 2:43 | 58.3 | 117.4 |
Ctrl3(ファミマさいたま二ツ宮) | 21:43 | 2:29 | 50.5 | 167.9 |
Ctrl4(セブン神田明神下) | 0:46 | 3:03 | 32.5 | 200.4 |
Ctrl5(ファミマ鎌倉津) | 4:07 | 3:21 | 55.5 | 255.9 |
Ctrl6(根府川駅)※通過チェック | 6:16 | 2:09 | 40.9 | 296.8 |
Ctrl7(セブン伊東) | 8:30 | 2:14 | 40.2 | 337.0 |
Ctrl8(西伊豆スカイライン)※通過チェック | 11:42 | 3:12 | 41.9 | 378.9 |
ゴール(セブン伊豆三津シーパラ前) | 13:12 | 1:30 | 26.9 | 405.8 |
天候について
天候については、基本的には天候に恵まれました。暖かめの秋の気温という様子で、平地部では最低15度、最高20度前後。標高1,100mの山中湖では雨が降っていましたので13度前後まで下がりました。同じく標高1,000m近い西伊豆スカイラインではかなりの強風が吹き荒れており、気温は15度程度だったものの、風のせいで体感気温は12~13度といったところ。
平地と標高1,000m地域の気温差をどうするかが悩ましいコースでした。
ウェアについて
前述の通り、標高1,000m前後の地点が2か所あるために、そこにウェアを合わせるのが基本となります。予報では最も寒いであろう山中湖が15度くらい。その気温でダウンヒルをすると体感では13度くらいになるため、その気温に耐えられるように準備します。
今回のウェアの選択は以下の通り。
- ジャージ:PRO THERMAL MID LS JERSEY(カステリ)
- タイツ:Nano Flex ビブショーツ(カステリ)+ニーカバー(カステリ)
- ベスト:PERFETTO RoS 2 VEST(カステリ)
- グローブ:LIGHTNESS GLOVE(カステリ)
上から下まで見事にカステリになりました。基本は保温性と通気性の高いPRO THERMAL MID LS JERSEYで乗り切る。ベストも着ましたが、昼間はジッパー全開でただの飾り。ただし下りの道志みちと西伊豆スカイラインは割と寒かったので、ベスト、長指グローブのLIGHTNESS GLOVE、ニーカーバーが無ければ厳しかったです。
山中湖では小雨が降っていましたが、小雨程度ならベストとNano Flex ビブショーツに撥水性があるので問題なし。カステリは高機能なので悪天候には強く、持ち物を減らせます。
ちなみにこのコースは標高の高い地点を昼間に通過する設計になっていますので、非常に良心的です。気温の下がる夜間は都内を走りますので、凍える心配はありません。
装備について
今回の装備は以下の通り。
- ライト:キャットアイ Volt800+OLIGHT RN1500
- サイコン:Edge530(英語版)+拡張バッテリー
- ナビ:iGPSPORT iGS630
- リアライト:全てキャットアイ。TIGHT(TL-LD180)、オムニ3オート(TL-AU135)
- タイヤ:シュワルベ プロワン28C(チューブレス)+パナレーサー アジリスト28C(クリンチャー)
400kmなら24時間程度で走れるため、上記の装備となります。この時期は日没が早いためライトのバッテリーが持ちませんが、さいたま市~都内~横浜あたりまでは明るいため1灯あれば十分。まずはRN1500を使い、バッテリーが無くなればVolt800にチェンジします。
ナビはiGS630がかなり使えるようになってきたため、バッテリーがへたっているEdge530日本語版は使う機会が無くなりました。
タイヤが前後で違うのは、リアのアジリストを使い切ってからチューブレス化しようと思っているからです。使っているホイールはMAVICのSLR32ですが、チューブレステープが不要なのでチューブレスの装着が本当に楽。
仮眠について
600kmであれば仮眠用にホテルを予約しますが、400kmなら一気に走ってしまいます。0時スタートのブルべでも眠くなることはほとんど無いので、今回も特に対策は無し。2日目の西伊豆スカイラインで少し眠気が来ましたが、湧き水で顔を洗ったら復活しました。
コースについて
今回のコースは400kmで獲得標高が約4,000mと標準的なプロファイル。ただし登りが最初と最後に極端に固まっているコースです。個人的にはこのような大きな峠がある方が脚に合っているため、走りやすいです。
初日の道志みちを終えると後は熱海まではひたすら平坦になりますが、今度は信号峠が始まります。特にひどかったのは、昭島~武蔵村山あたりと都内。深夜なのに200~300mおきに信号に引っかかるので全く進みませんでした。
全体的には、標高の高い場所を昼間に通過して、信号の多い埼玉~都内~横浜あたりは深夜に通過しますので、非常に親切なコース設計となっています。ちなみに私はさいたま市に住んでおり、さいたま市付近のコースはそりゃもう目をつぶっていても走れる位には走りなれたコースでした。コースを知っていると楽で良いですね。
またラブライバーの皆さん(恐らく私以外全員)は、自主的に巡礼ポイントを追加して寄り道をしていましたので、難易度が1.2倍くらいになっていたと思います。中にはビックサイトまで行っていた方もいましたし…。それでいて出走した全員が完走しているというすごいブルべでした。
今までラブライブのことは全く分からなかったのですが、ちょっと興味が出てきてしまった(笑)
ということでまとめ編は以上です。走行編に続きます。