【2022年を振り返る】これは使って良かった!という自転車用品5つ
気づけば2022年も残り1週間です。色々な事があった年ですが、今年もかなりの額を自転車関係に散財してきました。今年1年の買い物を振り返るために、『これは使って良かった』という商品を紹介します。
買った時にもレビュー記事として紹介していますが、購入からしばらく時間が経過しても『あれは良かった』と思えるものがいくつかあります。
ちなみに私は自転車関連で買ったものは一覧表にまとめて集計していますので、こんな場合の振り返りも非常に楽です。合計金額を見ると大変なことになっているのですが、、、
ちなみに今年はカステリさんから『このウェアを使ってみませんか?』とオファーをいただけたこともあり、自ら買ったもの以外も選定しています。
■ベスラ ブレーキパッド『Trail』
シマノの純正パッドが入手困難な時期があり、代替品としてショップからお勧めされて調達しました。ベスラは50年の歴史がある老舗の企業で、モーターサイクルでは非常にメジャーなブランドです。MTBでも普通に使われており、性能や信頼性は言うまでもありません。
ロード用の『ROAD』などは性能に比例して価格も高いのですが、入門用とされている『Trail』でも性能は十分で、価格も2,000円前後とこなれています。それでいて寿命が少なくともシマノパッドの2倍程度はありますので、大変リーズナブルと言えます。ディスクブレーキのパッドはリムブレーキと比べると減り具合の確認がしづらいですから、長寿命ということは価格以外のメリットもあるんですよね。
■iGPSPORT『iGS630』
brytonやwahoo、LEZYNEなどもあるものの、不満もありつつなんだかんだで総合的にはGarminに及ばないというのがロングライド界。そこに割り込んできたのがiGPSPORTのiGS630です。
発売当初は大変に微妙な機能(特に安定性)であったものの、中国企業らしい凄まじいリソースの投入により毎月メジャーアップデートを行い、たったの数か月で不満のないレベルまでソフトの完成度を高めるという荒業を披露。
不具合が潰されているのは当然のこと、Garmin(主にEdge530)にあってiGS630にない機能の追加まで次々と行い、今では立派に使えるサイコンになりました。しかし機能が概ねキャッチアップしてからすっかり大人しくなってしまったのが残念ではありますが、価格はEdge530の約半分ですから、十分にコストパフォーマンスに優れたサイコンと言えます。GWに走った1000kmブルべもこのサイコンにナビをさせました。
■カステリ『PRO THERMAL MID LS JERSEY』
カステリ社から提供いただいた秋用ジャージです。昨年までは夏用半袖+アームカバーで粘り、その次はいきなりGORE-TEXを使ったジャケットに移行するというウェアの運用をしていました。実は秋用のウェアを持っていなかったのです…。
このジャージは気温に対する汎用性が高く、晩秋まで使えるのがポイント。また生地のストレッチ性が優れていて、そのフィット感から来る動きやすさに驚きました。このジャージはバリエーションとして半袖とベストもあるのですが、半袖を追加で買ってしまいました。
※カステリ社から当ブログ用のクーポンコードを発行いただきました。クーポンコード『RideJapan』を入力すると15%OFFになります。使用は1回のみ、セール商品は対象外。
■MAVIC『COSMIC SLR 32 DISC』
MAVICのカーボンホイールです。ニップルホールなし、重量1,400g程度、リム内幅21mmという条件に合うのがこのホイールでした。癖が無く、オールラウンドに使いやすくて満足しています。
アップダウンの続くPBPを走るため、見た目を捨ててローハイトの軽量なホイールを選択しました。6月に達成したエベレスティングもこのホイールで走っています。
■パナレーサー『アジリスト ライト(AGILEST LIGHT)』
パナレーサーがリリースした新型タイヤ、アジリストの軽量版です。公称重量は1本あたり170g、実測で160g台と非常に軽いタイヤです。
当然ながらロングライド向きではありませんが、トレッドの薄さからくるしなやかさにより非常に路面追従性の高いタイヤです。走りも軽いので、ヒルクライムで飛び道具的に使うだけでなく平地のレースでも適していると思います。これで1本6,000円前後で買えるのですから、コストパフォーマンスが高いです。
2022年は、来年開催されるPBPのためにウェアに重点的に投資をした年でした。そのためパーツのレビューが少なくなってしまいました。来年はキャットアイから待望の『VOLT800 NEO』が発売されますので、これが大物の1つとなりそうです。既に予約しているので、入手を楽しみにしています。
その他、大物の支出としてPBPが控えていますが、来年も引き続き散財していきたいと思います。