BB30⇒プラクシスワークス(praxisworks)のコンバージョンBB+105クランクに交換

morou2

さて皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日発注したシマノ 105のクランクとプラクシスワークス(praxisworks)のコンバージョンBBです。

【前のエントリ】

BB30に見切りをつけて卒業⇒シマノ化 105クランクとプラクシスワークス(praxisworks)

105のクランクはともかく、現時点ではあまりメジャーとは言えないプラクシスワークスのコンバージョンBBも輸入元に在庫があったようで、数日でスムーズにお店に入荷してきました。

善は急げということでその後の休日に、開店直後ならお店も比較的空いているだろう(交換作業も依頼するし)ということでお邪魔してきました。ネタ的には自分でやりたい気持ちもちょっとだけありましたが、クランク周りの工具が無いので工賃払ってお願いすることに。

ちなみにお邪魔したのは時間に余裕のあった土曜日だったのですが、私の使っているカードは日曜日がカードのポイント3倍の日となっております。工賃込みで3万円ほどのお買いものとなりますので、昼飯1回分くらいのポイントを貰うために無理やり時間を作って日曜日に作業してもらうか本気で悩みました。

まずは最初からついていたBB30のFSAクランクを外してもらいます。作業自体は何てことありませんね。ちなみにここからはショップでの作業ですので画像は一切ありません。右クランクを外すと、本来フレームに圧入されているはずのベアリングがクランクシャフトに一緒にくっついてきたw

工具を使ってフレームに『圧入』されているので、そんなに簡単には外れないはずなのですが、シャフト側に固着してしまっているとは…。。。これは私がメンテをさぼっていたからでもあります。申し訳ありません。うーん、前回外したときはそんなこと無かったと思うけどな~?

何はともあれクランクが外れましたので、次はお待ちかねのプラクシスワークス(praxisworks) コンバージョンBBを圧入する作業です。

私の場合はBB30ですので、使用するパーツは2つ。ノンドライブ側(左クランク側ですね)に圧入するスリーブがついたカップと、後からねじ込むテーパーになっているドライブ側のカップです。

上の画像右側の方が後からねじ込むパーツですが、端っこのベアリング部分とネジの部分の間にある一見平らな部分は実はテーパー状になっており、これをねじ込むことでスリーブが拡がってフレームに押し付けられ、剛性を保った状態で取り付けが可能とのこと。

まずはノンドライブ側から、スリーブの付いてる方のパーツをヘッドパーツ圧入工具を使って圧入します。次にテーパーになっている短いほうのパーツをBB工具を使ってねじ込んで締め付けていきますが、指定トルクは無く、取説には『締め込めるところまで締め込んでください』という指定(笑)

ギチギチに締め込んで、後は普通にシマノの105クランクを取り付けて終了。これでついに、1年半お付き合いしたBB30ともお別れですが、見た目は至って普通のBBにしか見えません。こちらは左クランクですが、プレスフィットだから回すな、という表記があります。

んで、早速翌日に乗ってきました。ポイント3倍貰うか悩みながらも土曜日に作業してもらったのは、日曜日に乗りたかったからです(笑)

感想ですが…BBの変化なんてワカリマセン!確かに新しいから音はしないし(当たり前)、これからもしそうにありません…でも左右がつながっているBBがガッチリ圧入&固定されていますので、左右のベアリングだけで固定されていたBB30よりは安定感が増した感じがします。でもコレ、おいそれとBBの脱着が出来ませんね。雨降った後どうしよ。右側だけ外せばいいのか。

105のクランクも思っていたよりは必要十分で、フロントの変速もレスポンス良くかかってくれます。私には十分です。プラクシスワークス(praxisworks)のコンバージョンBBについては今後、1年くらいは要観察でしょうが何かありましたら随時レポートしていきますので宜しくお願いします。

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※2014/09/21追記
約1年ブルベやらで使用した感想です。
・音鳴りについて:交換前はたびたび発生していたBBからの音鳴りですが、交換後は『一切ありません』。もちろん雨の中も走っています。
・使用感について:BB周りの剛性も全く問題なし。剛性が上がったかどうかは私レベルの脚力では分かりませんが、ヒルクライム中にダンシングしようが不安感は一切なし。まぁ、あの単純な構造上、たわむ要素が無いですからね。

音鳴りを解消したい方は買って後悔しない商品だと思います。BB30をやめるということになりますので、クランクも交換になってその分の費用がかかるというのが、一番のネックでしょうか。まぁ音鳴りに比べたら、そんなのは大したことでは無いと思いますが。

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  1. 佐々木

    はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。突然ですが、現在、私キャノンデールスーパーシックスEVOに乗ってますが、御多分に漏れずBB30から異音発生。2年間で3回程ショップに入院してグリスアップなどで対応頂きましたが、また、発生。貴殿の様にBB30を卒業しFSAクランクからシマノアルテクランクに変えようかなと思っております。そこで既に変更されて久しい貴殿のロードのその後のBBの調子をうかがいたく、コメント、アドバイス頂きましたら幸いです。尚、貴殿の様に自転車を自分ではいじれないので、基本全てショップ任せです。

  2. morou

    佐々木さん
    こんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。
    同じキャノンデールオナーということで大変嬉しいです。EVOはカッコいいですよね。
    さて本題ですが、交換後1年半ほど経過して5,100kmほど走っていますが、BBからの異音は一度もありません。自慢できませんがグリスアップもしていません。たわむ要素がないので剛性も十分だと思います。
    やはりBB30はフレーム作るメーカーにメリットがあるだけと思います。ベアリングは使い捨て感覚で異音が出る前にどんどん交換する前提でしょうが、プロチームしか出来ませんよね。
    個人的には、検討されているのであれば、交換してしまうことをお勧めします。私も作業はショップにお願いしましたし、BBとクランクが売れるのですからショップにも良い話だと思います。

  3. 佐々木

    ご返答ありがとうございます。
    踏ん切りがつきました。アルテクランク導入します!

  4. morou

    佐々木さん
    こんばんは。ご決心されたようで何よりです。あの異音が気になるのであれば(普通は気になると思いますが)、交換して後悔することは無いと思います。
    思い通りの結果が出ることを祈っています。

ABOUT ME
@morou2
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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