スピードプレイ Cリングのローテーション
さて天気は良いですが、この週末は基本的に家に引きこもっていました…という程でも無かったけれど、自転車にちょろっと乗った位で、パパ業務をこなしておりました。梅雨時であることを考えると、北海道までにロードに乗れる機会はもうない…ということも十分考えられますが、今更どうしようもありませんw
さて、北海道に向けてシコシコ準備しているのですが、今週はスピードプレイのCリングをローテーションしました。日本縦断の2,700kmに比べたら可愛いものですが、それでも何せ1,200kmもありますので準備はしておかないといけません。
※他のスピプレ関連の記事はこちら。
・スピードプレイのCリングは、高いのに何故破損するのか?破損(折れる)させずに長持ちさせる方法を考察する
・スピードプレイのCリングが折れた!
・スピードプレイのネジを締めすぎるとこうなる
・クリートの楽なはめ方
・スピードプレイ ペダル購入
スピードプレイはKeep On Kover をつけていると、金属のクリートは当然ながら全くと言ってよいほど摩耗しません。下記の画像はカバーを外した直後の右脚の様子。LOOKなどのクリートがガンガン減っていくのに比べると、常時カバーを装着していられる恩恵で綺麗なものです。一度、ネジが自然に緩んでいて脱落直前になっていたことがありましたが、カバーが付いているおかげでネジが家出をせずに済みました。
こいつを分解するとこんな感じ。(こっちは左脚)
スピードプレイで唯一の泣き所がこの金属製のCリングです。寿命の目安としては、保守的に見積もってだいたい5,000kmあたりでこいつが『パキーン』と金属疲労で折れてしまうとのこと。そうすると、構造上ペダルを踏む分には何とかなりますが、引き足が出来ずかなり疲れる要因になってしまうと思います。
クリートの脱着は当然左足が圧倒的に多い訳ですが、距離あたりの脱着回数は走る環境によって相当異なるでしょう。極端な話、ローラーを回す分には脱着は50kmで1回程度、とかもあり得るわけで。なので中には1万キロ乗れたという人もいるみたいです。
私の場合、ペダルを買った2013年の7月から乗った距離を確認すると約3,200km。これに北海道1,200kmが加わると単純計算で4,400kmとなります。そこそこの数値ですね。ヒマなので北海道の山の中で折れたら大変なので、掃除がてら右と左のリングを交換してみることにします。
クリートを取る前の左脚。シューズが外側にくるようにクリートがついていますね。
これを取るとこんな感じ。Cリングと黄色い樹脂のプレート、金属のプレートはどれも結構汚れがついています。細かい砂利みたいなものも沢山ついていますので、リングが動く際には確実に抵抗を増やす要因になっていると思われます。
リングを外して、それぞれのパーツを拭いて清掃。そしてリングを左右交換。抵抗や汚れの付き方を考えるとドライ系のオイルが良い(取説にもそのように書いてあります)のでしょうが、1,200km走りますのでデュラグリスをごく薄く塗ることにします。後はクリートを元通りに取り付けて終了。
交換後に走ってみた感覚としては、今までは正直ヘタっている感じがありクリートをハメる時に『ムニュッ』という感触でした。交換後は『パキッ』とクリック感が復活。やはり3,000km以上使っていると、それなりにヘタってくるみたいですね。
以前はCリングと金属プレートは単品での販売があったそうなのですが、恐らく性能を維持するには全とっかえが必要というメーカーの考えのもと、クリートはセット販売のみとなっています。なのでまた3,000kmほど走ったら、折れる前に新しいクリートに交換。古いCリングは緊急用としてツールボトルに在庫するつもり。これなら折れるまで使える(^_^;)