【ブルベ】BRM601 アタック会津 埼玉600km 完走しましたその2
それではその1からの続き。
■PC3~PC4(317km地点)まで
手短に食事を済ませ、勢いよくPC2を出るといきなりミスコース。PCの目の前の交差点を曲がらなければならない、ということを認識しておらず、そのまま下りを5kmも気持ちよく進んでしまいますorz コマ図に『PC2 and 46』と記載してあったのはこのことか、とようやく気づく。このせいで30分はロス、7~8人には抜かれましたでしょうか。
ブルベで良く通る、今や廃墟になったウエスタン村。何度か来たことがありますので、ちょっと寂しい気持ちになります。
その後は基本登り基調で野岩鉄道沿いに鬼怒川~川治温泉~湯西川温泉を経て、福島との県境を目指します。ここらの景色は大変綺麗でした。
気温が割と高くて、頭がややぼーっとし始めたのでコンビニに入ってアイスコーヒーなど。熱中症になってからでは遅いですからね。鬼怒川がコンビニのある最後のゾーンですし。
川治温泉の五十里ダム堤。
立派なトラス橋。橋に萌えますw 渡ってみたい。
その後は県境を目指してエッチラオッチラ登っていきます。斜度は大したことないので、ハンガーノックにならないように補給食をかじりながら。写真の黒澤さんに抜かれたのもこのあたり。随分長い列車を形成していたようですが、抜かれた時は単騎でしたね。
景色は良いのですが、単調で飽きてくる。。。タリーズを売ってる伊藤園の自販機が山奥にあったので、ちょっと位は良いかとコーヒータイム。ここで195kmくらい、時刻は15:26。9時間半でほぼ200kmですね、休憩の多い自分にしてはまぁまぁのタイム。カミさんと子供たちと会話して、『もうすぐ福島だよ』と無事を知らせる近況報告です。しかしこの時は、わずか3km向こうにシークレットがあってお菓子とジュースが振舞われていようとは思いもしないのであった。
そして休憩直後に現れるシークレット…といってもスタッフのOさんカーしか写っていませんが。。。この時点で、私の目の前を走っていた方が11番目、私が12番目の通過。既に7時スタート組が2名(黒澤さん含む)通過しているとのこと。
そしてここを過ぎると、数キロでこんにちは福島県!山王峠の山王トンネルです。
ちなみに栃木県側はなんていう市だったんだ?と思い表示を確認すると『日光市』と書いてあってその大きさにビビる。70km以上走っているのですが。日光市の領土は東照宮の周りとか中禅寺湖だけかと思ってました。
これにて登りはおしまい。会津までひたすら数十キロのダウンヒルが続きます。ビューンと下って、数時間ぶりの220km地点・会津田島のコンビニ。猪苗代の登りに備えてここで休憩すると事前に計画していましたので、ピットイン。他のランドヌールも続々と入ってきます。
会津田島の街は古い建物が多く、ブルベで来たことが惜しまれます。観光が眼中にないのはいつもなんですが。。。
街を出ると、こんなところを通ったり。山の右側の縁沿いに道が続いているのです。時刻は既に17時。先を急ぎます。しかしこのあたりから右足の太もも裏側が、ペダリングの度にズキンと鋭く痛むようになってきます。こんなところが痛いのは初めてです、無意識のうちに左足をかばっており、右足が限界に来てしまったのでしょうか?
田島の街を出ると、キューシートの1区間が46kmもあるというところを黙々と一人旅。270km走って、18:25にようやく会津若松の街に到着です。明るい内に撮影できた、鶴ヶ城の石垣!
市街地の中心部。証券会社などもあって結構栄えています。しかし車の運転マナーは悪く、2回ほど轢かれそうに。2回とも信号が青になった瞬間に右折待ちしていた車がアクセル全開で曲がって来たものです。もし『青になった!』とこちらも勢いよくダンシングでスタートしていたら、間違いなくぶつかってました…。右折待ちの最初の1台だけは、青になった直後に曲がってよい、とかいうローカルルールでもあるんですかね??とにかく危ないですよ、マジで。
街を抜けるとやっとPC3!PC2から120kmもあるんですがw 272km地点の到着は18:56。ここで7時発のくまライダーさんと感動のご対面です!とうとう追いつかれてしまいました。
※なんだかサッパリ判らないと思いますが、モザイクの人がそうです。
愛車のカルマとカンパのBullet Ultra。軽量ホイールをチョイスする私とは対照的です、羨ましい。
ここでひとしきりおしゃべりした後、ナイトランに備えてライト類を点灯。私は田島のセブンで食事を済ませているので、ここではジュースだけ補給して先に出発。でもいつの間にかパスされていましたが。
ここから先は台地のようになっている猪苗代湖への微妙な登り。大したこと無さそうなので、サクッとクリアしてPC4に到着するはずが…。
湖からの鬼のような吹き下ろしの向かい風が気力と体力を削っていきます(>_<) すいません猪苗代湖をなめてました。ただか数キロの登りなんですが、常に後ろから何かに引っ張られているかのような感覚でやっとの思いでクリアしても、相変わらず鬼のような向かい風は容赦なく吹き続きます。更にですね、街灯が皆無で真っ暗なのは慣れているので良いのですが、とにかく路面の状態が悪くて走っていても全く楽しくありません。あれです、首都高走ると一定間隔で段差があってウザいと思いますが、同じような感じでヒビが入ってまして大変うっとおしいです。
途中あまりの寒さにグローブを長指に、更にウィンドブレーカーも耐え切れずに着用。私は向かい風が苦手(出力低いので)なので走っていても全く楽しくなく、PC4の直前で心が折れてランドヌールのオアシスにピットイン(T_T)
いやー集中力が切れてやばかったんですよ。その代わりPC4は滞在時間1分でしたので許してください。そして画像は無いですが317km地点のPC4。ようやく郡山、時刻は21:30くらい。PC4の直前にトラップのように別のセブンイレブンがあって、距離が合わないのは判っていたんですが入り口の前まで行って確認してしまいました(^_^;)
それにしてもPC3からの45kmはひーたーすーら向かい風で本当に楽しませてもらいました。あと280kmもあるのか~、ととてもブルーな気分になるが、郡山でホテルを取ってあるので風呂に入ることを楽しみにして一路ホテルへ向かうのでした。
PC4までの話ながいな~。 たぶんその3に続きます。