【カンパニョーロ】ディスク用ホイールのまとめ。2022年度版

2022年モデルのディスクブレーキ用ロードホイールをまとめています。今回はカンパニョーロです。2021/07/05に続き、2022/08/01にも値上げが実施されました。世界的なインフレおよび円安によって、輸入製品の価格上昇がとまりませんね。

【最近の更新履歴】
※2020/07/24 シャマルカーボンDBを追加
※2021/05/23 BORA ULTRA WTOシリーズを追加
※2021/07/31 価格改定を反映
※2022/08/11 価格改定を反映、BORA ONEのディスコンを反映

さてカンパは2016年からZONDAでディスクブレーキ対応のホイールを出していました。ZONDAは定番なのでディスクになっても扱いやすく、割と売れたのではないかと思います。それから徐々にラインナップが増えていき、今では下記の4シリーズがあります。

  • BORA WTO(ULTRA含む)
  • SHAMAL CARBONE
  • ZONDA
  • SCIROCCO

中でもBORA WTOシリーズは空力を追求したワイドなリムでありながら軽量で、カンパの力の入れようが伺えるモデルとなっています。また2021年4月に、WTOのULTRAシリーズが追加されました。

■カンパニョーロのディスクブレーキ用ホイール(BORA WTO)

まずはカーボンリムのBORA WTOシリーズからです。BORA ONEシリーズは2021年に販売終了となり、WTOのみとなりました。WTOにはSRAMの12速に対応したXDRボディ対応、カンパボディ対応のものもありますが、スペックは一緒なのでシマノボディのみ紹介します。

価格は2022年8月の価格改定を反映した価格となっています。世の流れとはいえ、WTOシリーズが約40万円とは簡単に買える価格ではなくなってしまいました。旧価格を知りたい方は、過去記事を参照ください(後ほどリンクを貼っておきます)。

  リム高 内幅 外幅 重量 価格(税込)
BORA ULTRA WTO 33 33 21 27.4 1,385 532,400
BORA ULTRA WTO 45 45 19 26.1 1,425 532,400
BORA ULTRA WTO 60 60 19 26.1 1,530 532,400
BORA WTO 33 DB 2WAY 33 19 26.1 1,485 388,300
BORA WTO 45 DB 2WAY 45 19 26.1 1,520 388,300
BORA WTO 60 DB 2WAY 60 19 26.1 1,590 388,300

BORA ULTRAについては、シャマルに続き内幅21mmのモデルが登場しました(ただしWTO33のみ)。それでいて、重量は1,385gと相当な軽さです。ノーマルWTO33からは、内幅が2mm拡大したのに100gの軽量化。お値段も14万円アップです(笑)

ノーマルのWTO33についてはこれまでのBORA ONE 35とスペックが非常に似ていますが、WTOの方がリムが3mm太いにも関わらず重量がほぼ一緒です。形状が最適化されているため横風にも強くなっているので、45mmハイトでも扱いやすいと思います。45mmハイトでも1,520gというのは軽い部類です。33mmハイトは非常にオールランドに使えそうなので、欲しくなってしまいますね。サイスポの評価も非常に良かったですし。

またカンパのリムは、始めからバルブの重量を計算してバランスが取れるようになっています(リム ダイナミックバランスと呼んでいます)。カーボンリムの場合は、バルブの反対側のカーボン積層を厚くするという手法で行っており、カウンターウェイトが不要になっています。リムホールも無いので、リムテープも不要です。この点でもスペックに現れない重量の優位性があります。

WTO33からはASTMカテゴリーが表記されるようになっています。これはホイールがどの用途で使えるのか、というのを表記しているものです。カテゴリーによって舗装路のみとか、グラベルはOKとかに分かれます。WTO33の場合はカテゴリー2なので、綺麗なダートまたはグラベルまでOKとなっています。

COZY BICYCLE(コジーバイシクル)オリジナル CAMPAGNOLO(カンパニョーロ) BORA WTO 45 DB ディスクブレーキ 2WAY-FIT CULT BEARING(カルトベアリング)F/R ホイール Shimano HG
ノーブランド品

■カンパニョーロのディスクブレーキ用ホイール(SHAMAL以降)

  リム高 内幅 外幅 重量 価格(税込)
SHAMAL CARBONE DB 2WAY 35/40 21 28.1 1,585 192,500
ZONDA DB(センターロック) 27/30 17 22 1,675 89,100
ZONDA DB(センターロック、QR) 27/30 17 22 1,675 95,700
ZONDA DB(6穴) 27/30 17 22 1,675 88,000
ZONDA DB(6穴、QR) 27/30 17 22 1,675 92,400
SCIROCCO DB(センターロック) 33 19 23.5 1,739 74,800
SCIROCCO DB(センターロック、QR) 33 19 23.5 1,739 77,000

次は主にアルミリム系のモデルです。シャマルカーボンが2020年7月に追加され、ゾンダ、シロッコと合計3つになりました。3年ほど前まではシャマルウルトラというアルミリムバージョンがあったのですが、無くなってしまいました。

目立つのはシャマルカーボンです。『カンパニョーロ初のエンデュランスホイール』という位置づけのシャマルカーボンですが、これまでのホイールとは全く異なるキャラクターを持っています。まず、リム内幅がついに21mmまで拡大されました。推奨のタイヤ幅は最低で25mm。『28mmと30mmにも完璧にマッチ』と書かれているだけあり、ワイドリム化&ワイドタイヤ化の流れが止まりません。

私がDTswsissのERC1400(リム内幅が19mmです)を2019年に買った時は、『ロードホイールで19mm??広すぎて重そう。もっさりしそう。28mmのタイヤなんてロードじゃ使わない』という風潮でした。

ところが今ではカンパからもリム内幅21mmのモデルが『シャマル』の名前で出てくるように(BORA ULTRA WTO33も内幅21mmに)。タイヤ幅28Cは当然、というか基本になりつつあります。技術の進化はすごいですね。シャマルカーボンのリム幅は28mmもありますけど、その幅のリムがわずか1,585gに収まる様に作れてしまうのです。しかも価格は日本での定価で175,000円です。

しかしこうして並べてみると、ディスク用ホイールにおけるミドル~ハイエンドのアルミリムの存在意義がどんどん薄れていってますね。

ちなみにゾンダのリムハイトがフロント26mm、リア28mmの表記だったものが、F27/R30mmに変わっている気がします。重量も若干の修正が入って20g程度重くなっているし、何かが変わったのでしょう。

アルミリムのモデルに関しては、ゾンダの一択になってしまいそうですね。ゾンダは海外通販で安売りされることも多いですから、価格と重量のバランスを考えるとやはりゾンダを買っておけ、ということになりそうです。

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