【ルートラボ終了に伴い】RWG(Ride with GPS)からスマホにルート転送する方法:ルートラボの開発が再開されて使いやすくなっている件
みんな大好きルートラボ。一応ヤフーのサービスの一部です。永らく放置されていましたが、最近になって機能が更新されまくっているのはご存知でしょうか。最終更新日が2018/11/06となっており、現在進行形で着々と改善されております。
更新履歴も2011年の次が2018年。極端過ぎます(笑)
以前、ヤフーにいる友人に
『ルートラボを何とかしろ』
と飲み屋で言ったことがあったのですが、
『お前な…儲からないサービスに開発のリソースを割くわけないだろ?』
と一蹴された記憶があります。その通り過ぎてぐうの音も出ませんでしたが…。
■Silverlightのサポート終了と運命を共にすると思われていたが…
ルートラボはマイクロソフトのプラグイン『Silverlight』を使っていました。javascriptにも対応はしていたもののベータ版に留まっており、使い勝手は良くありませんでした。その上、Silverlightは2021年でサポート終了すると言われており、このままルートラボもひっそりと終わっていくと思われていました。
突如開発が復活
ところが更新履歴の通り、いつからか javascript版がベータから正式版に昇格。google の Chrome でも使えるようになり突然使い勝手が良くなります。競合サービス『Ride with GPS』に移ったユーザーも相当数いると思われますが、巻き返す勢いです。
■アップデート点
javascript に対応しただけでも十分だったのですが、その後も細かなアップデートが続けられています。
DLしたルートデータのファイル名が分かりやすくなった
GPXファイルなどをダウンロードした際のファイル名が、ルートの名称そのままでダウンロード出来るように。ファイル名を付けなおす手間が軽減されました。従来は複数DLしてしまうと、『ページID』がファイル名だったためにファイルの区別がつかない状態でした。
<name>タグが最初から挿入されている
従来はGPXデータをeTrexに取り込むと、デフォルトのルート名である『軌跡』というルート名になってしまう現象がありました。eTrexで表示されるルートの名称は、GPXファイルのファイル名ではなく、別途ルート名を参照するという仕様のためです。そのため下記の記事の様に<name>タグを挿入する手間がありました。
この手間ももはや過去のものとなり、最初から<name>タグが挿入されています。
もちろん挿入される名称はGPXファイルに付けたファイル名と同じなので、要するにルートラボで付けたルートの名称がそのままeTrexでも自動で表示されるようになりました。
モバイル版からルートのDLが可能に
モバイル版の画面からも、gpxファイルのDLが可能になりました。左下にある『i』のマークをタップすると、
このようにDL画面が表示されます。
DLすると転送先の選択が可能なのですが、その中にgarmin connect もあります。
という事は、garmin connectからEdge などにルートの転送が出先で可能という事です。
※別記事に詳しいやり方をまとめました。
いつの間にか開発が再開されて、静かにバージョンアップしていたルートラボ。またいつ開発が停止するか分かりませんが、便利に使える間は使っていこうと思います。またRWGへの乗り換えのタイミングを逸してしまった…。
ルート転送についてですが、転送出来るのはスマホと bluetoothで接続が出来るEdgeシリーズということになります。私は820は持っていないので520に転送しようかと思いましたが、あの画面でルートを表示させるのは、やはり厳しい。それと、4年も使っているのでバッテリーがヘタっているんですよね。カタログ上は15時間稼働ですが、今や10時間くらいしかもちません。
となるとEdge1030Jを買うしかないか!これならブルベ当日にルートラボからデータDL ⇒ 1030Jに転送 という荒業が出来るようになります。輪行中や車での移動中に出来てしまいますね。ここに書いたということは、もう購入フラグが…(笑)